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ラーメンを食べると、太ります。しかし、よくよく考えると、麺類だし、他におかずを食べるわけでもないのに、そんなに太るのも不思議な感じがしますね。量にしても、一般的なラーメンは、カレー屋の一般的なカレー一人前よりもお腹にたまらないし少なく感じます。
そこで、ラーメンが太る理由を考えてみましょう。まず単純なのは、「ラーメンライス」にしたり、餃子を注文したりして、結果として量が増えているケースです。これは明らかにカロリーオーバーです。餃子も1~2個ならともかく、一人前6個が標準ですから、これとラーメンを食べたら多いのは当たり前。論外です。ラーメン屋で餃子を注文するのはやめましょう。2人で行って取り分けてもなお、ラーメンと餃子3個は多すぎます。
また、好んで大盛にしたりしているケースも論外です。特に、初めて行った店では一人前の量が分からないのでムダに大盛にしがちです。一人前の麺の量を聞いてみましょう。200gを超えていたら、それは多すぎです。
スープが油っぽいから太る、という説もあるようです。しかし、油だけでそんなに太るものではありません。スープを飲むのをやめても、塩分は控えられますが、減量にはあまり効果はないでしょう。
結局のところ、麺そのものが、太る原因です。パスタでも一人前が100g程度です。
しかし、ラーメンは150g以上入っていることが大半です。パスタは乾麺ですから水分を含んだラーメンと単純に比較することはできませんが、ラーメンで太りたくなければ、「麺少なめ」と指定するか、麺を残しましょう。家庭で作るラーメンは、即席でも生麺でも量が適性なので、一人前だけ食べていれば太る心配はありません。
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