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放射能に汚染された日本のビールで、放射性物質を排出?
ビールと放射性物質の関係は、なんとも微妙です。
日本のビールは、まず間違いなく放射性物質に汚染されています。特に、福島や茨城などの工場で作られたビールは危険でしょう。まず一つには、地下水の汚染があります。ビールは工場で地下水をくみ上げて作っていることが一般的で、汚染地域にあれば当然、地下水も危険です。この汚染は何百年も続くことでしょう。
また、ビールに使っている麦(六条大麦)も、国産のものが含まれていますが、茨城産の麦ではかなり高濃度のセシウムが検出されたこともありますから、基本的には汚染されていると考えるべきです。
従って、ビールメーカーが「自主検査」をして「基準値以下」としてはいても、1キログラムあたり数ベクレル程度の汚染はあっても受け入れる覚悟で飲んだ方が良いかも知れませんね。
ところが、ビールには、体内から放射性物質を排出する効果があることも分かっており、これはどうも確実なようです。ですから、ビールを飲むこと自体は、放射能から体を守るために必要なことだとも言えます。
ですから、輸入物のビールを飲むのがよいのですが、
外国ブランドでも委託生産で日本製の場合もありますから、原産地を良く確認してビールを飲むようにすると良いでしょう。
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