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水虫薬ラミシールと飲酒・アルコールの副作用

 
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 お酒と飲み合わせの悪い薬というのは存在しますので、一般論としての「服薬中は酒を控えるべき」という努力目標と、本当に飲酒すべきでない薬とは、分けて論じるべきです。

 さて、内服の「ラミシール」は、水虫治療の最終兵器ともいうべきもので、体の中から作用して水虫を退治してくれる大変心強いものです。特に、外用薬を塗りにくい爪水虫や、薬の浸透しにくい「かかと水虫」では、ラミシールに頼ることが多くなってきます。

 この薬の残念なところは、肝機能に影響を与える副作用があることです。「重い症状」を来すこともあるというから大変です。従って、長期にわたり服用する場合には定期的に肝機能の検査を行うことが推奨されています。血液検査や、腹部エコーで肝臓の状態はかなり分かります。

 さて、筆者の経験からは、ラミシールを服用して
10日間ほどで肝臓に張りを覚え、エコー検査を受けたことがあります。このことからも、肝臓に副作用が出そうなものを飲んでいるときに、わざわざ飲酒をすることはないと考えるのが当然と言えます。全く飲んではいけないというのではないですが、毎日晩酌をする習慣のある人などは、服用中は改めた方が良さそうです。

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