福島第一原発の事故以来、日本の食の安全は全く失われてしまったと言っても過言ではないでしょう。乳製品は特に危険とされますが、ヨーグルトや乳酸菌製品は、免疫を高めるためにも摂取しておきたいものです。 ところで、シロタ株で有名な「ヤクルト」は、「株式会社愛知ヤクルト工場」で生産されているものが出回っていますが、これは愛知県近県の原乳が使われていて、安全なのでしょうか? 残念ながら、ヤクルト本社のWebサイトによれば、愛知ヤクルト工場ではヤクルトを生産しているものの、「株式会社ヤクルト本社 福島工場」では「ヤクルト原液」を作っていますから、福島工場で作った「ヤクルト原液」を愛知ヤクルト工場で加工している疑いがぬぐいきれません。 しかもこの福島工場は、福島市内にあり、場所的に、放射能汚染は著しいエリアです。原乳も福島県内のものを使っている可能性が高いでしょう。 もちろん、一定の放射性物質検査などを行って原料を調達または出荷しているでしょうから、 国の基準内に収まるいわゆる「安全な」レベルだと考えられます。しかし、国の基準そのものや、測定限界に不満を持つ人たちにとっては、少し注意が必要かも知れませんね。