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鶏わさ・鶏刺しは、食中毒リスクを覚悟で食べるもので...

 
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 焼肉チェーン「えびすや」のO157の殺人ユッケにより、肉の生食が危険だということは広く知れ渡るようになりました。しかし、肉の生食は根強いファンがいて、レバ刺しが禁止されても裏メニューでまで食べたりと、危険を冒す人は多いようです。

 鶏肉の生食も、規制はされていませんが、カンピロバクターという食中毒菌に感染する可能性が極めて高いといわれています。鶏わさとして焼鳥屋などで出されることがありますが、カンピロバクターに関する限り、肉は新鮮であるかは全く関係がありません。ニワトリが生きているうちから感染し、ニワトリ自身は症状が現れないのです。

 生食用の鶏肉は流通していないので、鶏わさの実態は、店が勝手に生で出しているだけと言われます。食に関する考え方は人それぞれですが、いずれにしても「食中毒のリスクが高い」という事を正しく理解した上で食べるべきでしょう。そのためには、
飲食店側もきちんとそれを説明した上で提供するべきです。なぜなら、店の注意で防げるものではないので、食中毒が起きても店の責任ではないからです。

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