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先輩・上司からマルチ商法に勧誘されたときに

 
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 普通に社会生活を行っていれば、生きている間に一度や二度は、いわゆる「マルチ商法」に勧誘されることがあるでしょう。「MLM」とか「マルチレベルマーケティング」などと呼ばれることもありますが、実態は同じです。また、マルチ商法が自らMLMと名乗っていることは多くありませんが、何かを仕入れて、売らされるとか、会員を紹介しなくてはならないなら一緒です。

 こういったときに、「顔を立てるために、少しだけ付き合いで入って深入りしない」などという選択を取ってはいけません。一度でもマルチ商法に手を染めると、友人も親族も離れていきます。たとえ自分で全部買い取り、人を巻き込まないつもりであっても、いわゆる「カモリスト」に掲載されて出回り、今後あらゆる詐欺の魔手が伸びてくるでしょう。

 また、間違っても、その誘ってきた人を説得してマルチ商法から脱会させ、足を洗わせようなどと考えないことです。そういうことができると考えるのは、思い上がりも良いところです。親兄弟でさえ、足を洗わせるのは容易ではないのです。ましてや、先輩や上司をどう説得しますか。ミイラ取りがミイラになるのが関の山です。

 マルチ商法を始めるということは、出家して僧になるのと同様、俗世間とは距離を保って生きていくことでもあります。
とにかく関わらないことと、説明会はもちろん、食事も喫茶店も全て断り、勤務時間・勤務場所以外にはいかなる関係も持たないことが大切です。

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