バレンタインデーといえば、学校でも職場でも男子や男性が、浮き足立つ日でもあります。どんなに「もてない」男子でも、「もしかしたら誰かくれるかも」と妄想を抱いてこの日を迎えるのです。意中の人がいるなら、期待が膨らむのもなおさらでしょう。

　そして、そんな憧れの子からチョコレートをもらった。特に、日頃から気になっていた女性の後輩や、女性の部下などからチョコレートをもらったら、さぞかし嬉しいでしょう。しかし、それが義理チョコだったとしたら、複雑ですね。

　義理チョコと本命チョコは、区別するまでもなくそれと分かるものですが、恋は盲目で、判断力を失わせます。自分が好きな女の子からチョコレートをもらったら、舞い上がってしまい、「これは、義理チョコを装った本命チョコなのではないだろうか」などと勘違いしたりする危険があります。

　しかし、意中の子から義理チョコをもらったら、それはもう、ふられたも同然です。 残念ですが、義理チョコをもらって喜んでいる場合ではないのです。事務的に割り切って考えるようにしましょう。

　また、中にはわざと本命チョコとも取れるような義理チョコを贈る悪女もいます。絶対に、惑わされないようにしたいものですね。