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常磐線は首都圏のJR路線としてはややマイナーですが、沿線地域で育った世代が住宅購入適齢期になってきており、常磐線に愛着を持った人たちがマンションを購入し始めています。
常磐線はマイナーとは言っても、何といっても「腐ってもJR」。他の私鉄とは格が違います。特急ひたちなどの中距離列車も走り、東京駅まで延伸が決まって大変便利な路線であることは疑いがありません。
常磐線沿線にマンションを買いもとめる際に、知っておきたいポイントを紹介します。
(1)各駅停車は不便
常磐線の各駅停車は、地下鉄千代田線に直通する電車で、上野・東京方面へは行きません。大手町や霞ヶ関に通勤する際には便利ですが、運行本数が少ないのもネックです。日中は一時間あたり5本しかありません。各駅停車しか停車しない駅はなるべく避け、快速停車駅を狙いましょう。
(2)放射能ホットスポット
柏や流山を中心に、福島第一原発の事故で放出された放射性物質(セシウムなど)の汚染地域が広がっています。人が住めないレベルではありませんが、購入するマンション周辺の放射線量は、実際に測定器ではかり、また土壌についても専門機関に依頼してベクレル数を測定すると良いでしょう。
(3)
管理教育
常磐線沿線の東葛地域(流山市、柏市、我孫子市、松戸市など)では、管理教育と呼ばれる独特の教育方針に基づく学校教育が行われています。学力より体力重視、校内では常にジャージで過ごすなど、普通の感性では少し厳しく感じることがあるかもしれませんので、子育てにあたっては、少し注意が必要です。
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