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マンションは集合住宅ですが、最近のマンションは防音性能もそこそこ良くなっていますので、ピアノを設置して演奏することがとなりの部屋や、上下階の部屋にそれほど深刻な騒音問題を引き起こすことはあまりありません。
しかし、ピアノの音が全く聞こえないなどということはありませんので、やはり良好な近隣関係を保つために、あれこれ考えてしまいますね。ピアノの騒音から近隣トラブルに発展して、結局買ったのに弾けなくなってしまっては、勿体ないです。
そこで、次の2つが考えられます。
1)「ピアノを買おうと思うのですが良いですか」と許可を取る
2)「ピアノを買ったんです。ご迷惑おかけするかも知れませんが」と挨拶をする
などの方法が考えられますが、どれが最善なのでしょう? まず、1)は絶対にやめた方がいいでしょう。ピアノを買う前にそういわれても、実際の騒音がどのくらいのものになるかは事前には分からないので、憶測だけを元に近隣トラブルに発展してしまいかねません。第一、許可が得られなかったら買うのを断念するのですか?
挨拶も、ピアノを設置することそのものには不要でしょう。しかし、搬入の際にエレベーターを占有したりと何かと迷惑をかける可能性はありますので、その意味ででしたら、引越の挨拶同様に考えることもできます。
マンションに設置したピアノは、実は
どの部屋から鳴っているかが分かりにくいという特徴があります。音の伝わり方が、空気だけによらないため、特異な聞こえ方をします。したがって、「どこかの部屋でピアノを買ったな」とは分かっても、「となりの部屋だな」などの確信にはなかなか至らないものです。
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