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昔に比べると庭木がある家は少なくなりましたが、それでも、柿や柑橘類(夏みかん、みかん等)を中心に、果物がなる木が庭に生えている家は結構あります。実は一斉になりますので、自分の家だけでは消費しきれないだけでなく、庭に果物がなっていることはご近所からも丸わかりなので、おすそ分けをしようと考えるのは自然なことです。
しかし、商業的に栽培された市販の果物に比べると、当然、できは良くなく、見た目も悪いし、果たして食べて大丈夫なの?と思うのも無理はありません。
こういった果物にも、メリットはあります。まず、生産者が誰か分かっていること。それから、とれたてであることです。
一方で、味は、市販品には劣ることがほとんど。安全性については、多くは無農薬でしょうからその点はよいですが、元もと畑や果樹園ではないので、土壌の汚染などがないかは注意した方がよいでしょう。また、東日本大震災以降は、東日本では広く放射性セシウムなどが飛散しました。柑橘類などは放射能を蓄積しやすいので、未検査のものは、手を付けない方が無難かも知れません。
捨ててしまうのは悪いのではないかと考えがちですが、
相手も食べきれずに、捨てるよりは……と思ってくれただけなので、それほど気にすることはありません。但し、新聞紙にくるむなどして、ゴミ捨て場でそれと見えないように配慮して捨てた方が良いでしょう。
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