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福島第一原子力発電所の事故のせいで、東日本産の海産物に安全なものを求めるのは難しくなりました。スーパーで魚介類を購入する際には、産地を確認できますが、寿司屋で外食する場合や、持ち帰り寿司、折り詰め寿司などではそうもいきません。
また、「刺身の盛り合わせ」なども産地表示がないので、家庭で寿司を作るにはそれぞれのネタを個別にサクで買ってこないと、安全性が心配ですね。
ところで、寿司の寿司たるゆえんを、刺身つまり生魚にあると勘違いしていませんか。しかし、良く考えてみると、卵や穴子、蒸し海老にいなり寿司など、生魚のない寿司はいくらでもあります。茶巾寿司や太巻きもそうです。
寿司を寿司だと感じるポイントは、実は生魚ではなく酢飯なのですね。
ですから、酢飯にわさびと醤油を付けて、海苔で巻いて食べれば、ネタなんかなくても十分、お寿司気分を味わうことができます。
外食や、出来合いの寿司は、産地が分からず危険なので、
寿司はなるべく食べないようにした方が良いですが、家でも簡単に寿司を食べた満足感を得られる方法ということで重宝しそうですね。
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