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カルボナーラは、本場イタリアでは生クリームなど使わず、卵だけで作るもののようですが、日本ではなんといっても、クリーミーなものが好まれます。サルバトーレ・クオモ氏は、日本のカルボナーラはオムレツにしか見えないと評していますが、好みは分かれるところでしょう。
ところがこのカルボナーラ、家庭で作っても、炒り卵のようになったり、全然クリーミーにならずソースが見えなくなったりして、なかなか難しいものです。失敗の理由はいろいろあります。
しかし、レトルトのカルボナーラはおしなべて、美味しくないですね。クリームソースのものは、常温保温のレトルトには向かず、化学物質や乳化剤の集合体のようなものです。レトルトは、トマトベースのものにした方が無難です。
では、日本人受けする絶品カルボナーラの作り方を紹介します。
【カルボナーラのおいしい作り方】
(1人前前提)
※時間の節約のため、最初にパスタをゆでる湯を火にかけておきます。
1)タマネギ少々(1/8玉ぐらい)とベーコン少々(2枚ぐらい)を切り、フライパンで炒めます。ベーコンの油で足りない場合はオリーブオイルを少々。
2)こんがり色づいたら、白ワインを少々入れてアルコールを飛ばします。
3)火を止めて、フライパンが冷えてから、生クリーム(植物性はNG)150ccと卵黄1を混ぜたものと、粉チーズ適量、塩少々を入れます。
4)かき混ぜながら、弱火で温めます。ぐつぐつ言わない程度にとどめます。
5)フライパンの火を止め、パスタをゆで始めます。アルデンテの一歩手前にします。良くスーパーで手に入るDeCeccoのNo.11(標準茹で時間9分)のものの場合で、4分半~5分。
6)パスタがゆであがったら、フライパンの中で火を止めたまま、ソースと絡めます。
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