「なるほど事典」は、毎日早朝7時前から新着記事をリリース。通勤・通学のおともに、ぜひブックマークを!
高速道路の路肩は、当然、走行も駐停車も禁止されていますが、それでも、クルマのトラブルなどでやむを得ず停車することがあります。そして、タイヤ調子を調べたりするために車外に降りるわけですが、これは非常に危険で、死亡事故があとを絶ちません。
一つの原因は、視覚吸引効果にあるでしょう。見ているだけで寄っていく、というやつです。教習所で習っているはずですが、人間は見ているとついつい、それに寄っていってしまう習性があります。高速道路で路肩に停まっていれば当然、「何かな」と興味をひきますから、見てしまいますね。すると、自然とクルマが路肩によっていってしまいます。
ですから、このような事故は、「不注意」とか「気づいていなかった」とかいうことに寄るものではありません。「見えるから、はねられることはないだろう」という判断は間違いです。
従って、法規通りに三角の停車板を設置し、発煙筒を炊いていたとしても、危険は同じです。では、どうすればよいのでしょう?
路肩に緊急停車した場合は、できるだけ
車外に出ずに、道路管理者や警察に携帯電話などで連絡を取り、レスキューを依頼しましょう。
は編集部のオススメ記事です。