福島第一原発事故の影響で、あの日以来、日本の食の安全はガラッと変わってしまいました。これからの時代は、政府や生産者・企業の言うことを鵜呑みにせず、自分の健康を自分で守る必要があります。

　レトルトカレーは、大変便利な食材ですが、スーパーで野菜と肉を買ってきて作るカレーと違い、原料原産地がまるで分かりません。放射性物質に汚染されている食材が混入されている可能性が十分にあるのです。

　放射線量を測定できればそれが一番なのですが、個人レベルではそれは難しいのが実状です。

　カレーに使われている香辛料自体は、国産とは考えにくいので安全でしょう。しかし、小麦粉は、国産のものが１割弱混ざっていると考えるべきです。

　肉や野菜は、残念ながら、福島県産や茨城県産のものが一定量は 混入していると覚悟するべきです。特に、産地を明示して出荷しにくいものほど、加工食品や外食産業・給食などに流れやすいと言えます。

　カレーはなるべく、自宅で作った方が良さそうです。