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放射能の心配について本当のことを友人とor職場で話そう

 
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 福島第一原発の事故以来、日本の国土は悲惨なまでに放射性物質で汚染され、今なお状況は好転していません。単に半減期の短い元素が崩壊して計算通りに減ってはいますが、今残っている放射性物質は半減期の長いものが多いですから、このまま何十年も私たちの国土にとどまって生活と健康を脅かします。

 放射能については、本当は誰でも心配なはずなのに、日本人の悲しい性質から、「大人の対応」をしてしまい、騒ぎ立てないようにしています。しかし、それは間違っています。

 政府は放射能について間違った情報を流しています。放射性物質も、ストロンチウムやプルトニウムなどの危険なものは殆ど測定せず、食材もセシウムだけを測定しているのが現状です。そういったものを、学校給食や社員食堂、介護施設などで強制的に食べさせているのです。

 また、「老人は放射性物質を食べても安全」という間違った情報
が出回っています。老人の方が放射能の影響が短期間で出やすいという研究があり、放射能は老若男女誰にとっても危険です。

 「基準値以下で影響なし」というのも、間違っています。高速道路を100km/h以下で走っていても事故は起きるように、放射性物質についても何ベクレル以下なら安全というゼロイチの線引きはできません。

 一人ひとりが声を上げて、恐れずに周囲の人とこの問題を話し合うようになっていかなければ、政府の思うつぼで、放射能に対する恐怖を互いに胸に隠したまま、どんどん汚染物質を食べていくことになるでしょう。

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