一般論として、診療所(クリニック、いわゆる開業医)で、ある装置を備えていれば、なるべく使いたくなります。レントゲン装置も、医院として所有していれば、なるべく使いたいのは当然です。機械の費用やメンテナンス費用を賄うためには、検査に使って、保険点数を増やし、病院の売上を上げることが必要です。 でも、レントゲンは、エックス線ですから、体に良くありません。病院の都合でレントゲンを撮られたのでは、たまったものではありませんね。 耳鼻科でも 副鼻腔炎などの診断に、レントゲンを使いますが、これは頭部を撮影するあまり体に良いシロモノではありません。 副鼻腔炎の診断は、内視鏡やエコーでも可能で、患者の負担を考えれば、当然、レントゲンよりも他の検査を先に行うべきです。 よって、レントゲン装置を導入している診療所は、不要なレントゲン検査で余計な被曝をする可能性がありますので、まずはそういった装置がない病院に行きましょう。