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不妊カップルにとっては、体外授精は頼みの綱ですね。なにしろ1ヶ月に1回しか来ないチャンスに、それこそ半端ではない費用をかけて、時に仕事を休んでまで行くわけですから、成功率を上げたいのは当然と言えます。また、女性側の負担も並大抵ではないですから、できるだけのことはしておきたいものです。
しかし、男性側にできることといえば、たかが知れているもの。この中で、男性が最も気にし、また気にする価値があるのは、「禁欲の日数」でしょう。普段はオナニーや生セックスによって性欲を処理してしまいますが、採精の日が近づいてくると、それでは精子を無駄遣いしている気がしてしまうわけです。
さて、気になる禁欲期間ですが、
これは医師により、情報源により実にまちまちで、不妊男性をさらに悩ませてくれます。しかし、ありがたいことに、これには一定の法則があります。傾向として、新しい情報ほど、禁欲日数は短くて良い、もしくは不要ということを示唆しています。
自分の行ないに非を見つけて責めたい願望によって、禁欲日数が足らなかったのでは、と考えがちですが、その必要はありません。その昔は、禁欲は5~7日と言われたりもしましたが、それでは精子が古くなってしまいます。最近では、禁欲期間は2~3日、もしくは不要という考え方が多くなっています。一回出してしまった後のフレッシュな精子の方が、受精能力も高そうな気がしますね。
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