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流産というのは、意外に身近な薄幸です。ちなみに、最もポピュラーな不幸は「死」で、これは誰でも1回経験します。次が「親の死」で、大抵は経験します。「流産」は、妊娠における流産・死産の率が1/4~1/3といいますから、一人あたりの妊娠回数が1回でないことを考えれば、女性の半分近い人が経験する辛い事件であると言えます。
ですから、流産そのものは実は、珍しいほどのニュースではなく、「結婚しました」「父が亡くなりました」などとそれほど変わりません。
しかし、深い悲しみに包まれていることを、相手に知ってもらって、いたわってもらう必要がありますし、何よりも妊娠の事実を知っていた人には、必ず知ってもらわなければならないことでもあります。
何ということでしょう。ついこの前は喜んで妊娠を報告していた相手に対して、今度は流産の報告をしなくてはならないのです。人生山あり谷あり、とは正にこのことですね。
さて人間2タイプに別れまして、「なぐさめて欲しいタイプ
(=構って欲しいタイプ)」と、「そっとしておいて欲しいタイプ(=プライドが高いタイプ)」がいます。前者ならそれこそ、電話か、長いメールを書いて、精一杯なぐさめてもらえるようにしましょう。
自分が後者のタイプだと思うなら、「今回は残念な結果になりました」と簡潔な文面でメールなどで知らせる方が良いかも知れません。
は編集部のオススメ記事です。