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二日酔いの秘訣 量は関係ない、ペースを守ること

 
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 二日酔いにならないための工夫はいろいろと言われますが、とても大切なことがあります。それは、飲んだ総量(総アルコール量)よりも、ペースを守ることが重要だということです。逆に言うと、ペースさえ守っていれば、どんなにたくさん飲んでも二日酔いにはなりません。

 では、ここでいうペースとは、何でしょうか? 二日酔いにならないペーストは、例えば、一人晩酌の時のペースとか、一人飲みの時のペース、無理のないペースです。

 人間は、アルコールを飲む一方で、飲みながら、アルコールを分解しています(正確には、アセトアルデヒドになり、さらに水に分解)。肝臓を、一つのコップ状のアルコール分解器だと考えて下さい。上からアルコールを注がれ、底には、穴が空いていて、処理したものが水になってどんどん流れていきます。この、流れるスピードが、処理速度です。処理しきれなくても、コップが一杯になるまでは大丈夫です。そして、コップからあふれないペースで飲むのです。

 コップからあふれた分は、机の上でコップから酒をあふれさせたのと同様に、本来は酒が入らぬところに回っていきます。これが、良くないのです。コップのアルコールは通常速度で分解されますが、あふれた分は、殆ど「掃除」の世界。本来は回らない部分にアセトアルデヒド(二日酔いの原因とされる成分)が回ってしまい、これは一晩かけても回収できないわけです。

 ペースを守るためには、
「酒は自分でつぐ」というのが有効です。空いたグラスに友人と酌み交わしていると、本来のペースを逸脱して飲んでしまいがちです。

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