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キムチが危ない!見過ごされる放射能汚染食材

 
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 キムチは香辛料と乳酸菌にまみれた野菜を摂取できる、健康に優れた食品です。また、塩分の量の割には味の濃さはピカイチで、カレーと並んで、ハズレがない、パンチの効いた食品と言えるでしょう。

 キムチには、大量の白菜が使われますから、白菜の品質にはこだわりたいところですね。ゴマ症のひどい、黒い点々だらけのキムチでは、少し気分が良くありません。また、関東近県で白菜の一大産地と言えば茨城県ですから、原料野菜の放射能汚染を考えると少々心配です。ちなみに、オイキムチでもきゅうりは福島産が大量に生産されているので、同じく心配です。

 しかし、キムチで本当に心配なのは、野菜ではありません。キムチの原材料には通常、アミの塩辛(アキアミ、オキアミ等)が使われます。アミは実質的に海老ですから、福島第一原発から流出する汚染水による放射能汚染が心配な魚介類に該当します。

 更に良くないのは、アミは甲殻類であり、最も恐ろしい放射性物質の一つである放射性ストロンチウムが殻に蓄積している可能性があることです。ストロンチウムはセシウムと違い、骨に蓄積されて白血病などの原因になりやすいので、極力食べないようにした方が良いのです。

 海老やカニを食べる場合は、通常は殻をむいて身だけ食べますが、
アミの塩辛ではそうもいきません。従って、残念ながらキムチに関しても、キムチは食べたし命は惜ししと心得て、漫然と摂取せず、メリハリを持って「たまに食べる」などにとどめる方が良いかも知れません。

 もしくは、アミの塩辛を使用していないキムチだけを食べるというのも一案ですが、コクが足りないので満足度が低いかも知れません。

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