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首都高・渋滞の必然性 [首都高速の謎⑥]

 
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(初出 1993年)

 首都高速は首都拘束などと呼ばれるくらい渋滞の連続です。1号~6号線の計7本(1号は上野線、羽田線)の各上り線から、この環状線2車線(一部は3車線)に次々と流れ込んでくるのですから、無理もありません。都心をつっきってどこかに行く場合、この環状線を使わざるを得ないわけです。

 江戸橋IC、箱崎ICも渋滞の名所として知られますが、これも実は必然的です。江戸橋ICで分岐した6号線2車線は、両国・箱崎それぞれのICで7号・9号線の各2車線を完全に吸収してくるのですから。

 首都高速は最低速度制限がない(高速国道にはある)ので、
時速30km程度しか出せないショベルカーなどが悠々と走って渋滞を起こすことも知られています。ショベルカーにとってもたとえスピードは出なくても信号待ちなどがないので時間的にも燃費にしても首都高を利用したほうが得策らしいのです。

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