就職活動にあたって、スーツにはいくらぐらいかけるべきなのでしょうか。リクルートスーツの相場とは？

　現代の就活とは、就活産業によって作られた虚構で、怪しげなセミナーから就活サイトまで、すべて「就活」をマーケットと見なして金儲けのためにやっていますので、本当の情報は得にくいのが現状です。リクルートスーツも、本当はそんな名前のスーツは存在しないはずなのですが、あたかも普通のスーツとは異なりそういうデザインが存在するかのようになっていますが、そんなことはないのです。

　ですから、新人にふさわしい、フレッシュで清潔感と誠実感が出るような品質と着こなしができていれば問題ありません。「リクルートスーツ」と銘打っているものでなくてもかまいません。

　ですから相場というものはないのですが、明らかに「高すぎるもの」と「安すぎるもの」は、避けねばなりません。学生のクセに分不相応な高級品を来ていては、面接官が好感を持つはずがありません。かといって、度を外れた安物は、論外です。

　具体的な価格ですが、ずばり、25,000円～60,000円を目安にしましょう。 これより高くても安くても不適切です。もっとも、スーツは見て値段が分かるようなものではないので、面接官がスーツの価格を見抜くことはありませんが、仮に着ているスーツの値段を知られた場合（面接で効かれるかも知れません）、この範囲なら、常識の範囲として認められるでしょう。