就職面接やエントリーシートにおいて、自分が学生時代や大学の学部・研究室なので、何を専門とし、何を得意としているのかをアピールするのは、いわば定石となっています。しかし、これが実は逆効果だと知ったら、驚くでしょうか? 博士採用などならともかく、企業においては学生時代に勉強してきたことなど全く役に立たないというのはいわば常識です。そのまま使えるのは英語力ぐらいのものでしょう。特に文系においては、経済学とか文学とか全く実務に役立たず、法学部であっても大学での受講内容はビジネス法務知識とはかけ離れていますので、そのまま役立てることは難しいのです。 企業の採用担当者は、学生個人にどのような素質があり、鍛えればどのように成長するかの将来を見ています。そして、企業の社風に合わせて都合良く育て上げて社畜にしたいというのが本音。入社前に得た知識を振りかざすような真似をして欲しくないと考えていることがほとんどです。 ですから、専門分野は○○だったという客観的事実を述べるにとどめ、 間違えても「その分野ならお任せ下さい」などといったアピールは避けるべきだと考えられます。学生は謙虚に、そして「これからいろいろ勉強させて下さい」という姿勢が重要なのです。