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一般的に、先輩は後輩におごるものと考えられている向きがありますが、必ずしもそうとは限りません。吉本興業などを代表とする「お笑い芸人」や、芸能界全般に、「先輩は後輩の食事代を全部おごる」という文化があって、それをテレビでしゃべるため、何となくそのように思われているのかも知れません。
しかし、先輩の「おごり」の申し出を断るのは良くありません。遠慮する方が礼儀正しいように感じるかも知れませんが、それは先輩の顔をつぶすことになります。特に「悪いから」という理由で遠慮するのは、先輩を信用していないか、先輩を馬鹿にして下に見ているかのどちらかになりますので、そのような考えを捨てましょう。
一方で、先輩に誘われて食事に行ったときに、割り勘だったからといって、恨みに思ってはいけません。先輩は、自分より、収入がうんと多いのですか? 特に、同じ職場の先輩なら、収入なんてほとんど同じはずですから、おごる理由もありません。
但し、会計の時に、いきなり自分の分を出すのではなく、
先輩が「おごるよ」と言うためのタイミングを作るために一呼吸おきましょう。自分から伝票を持ってさっさとレジに行くのは、失礼です。
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