12月といえば忘年会シーズンです。しかし、近年では、大半の忘年会は、12月の前半に済ませてしまう傾向にあるようです。12月下旬ともなると、クリスマスが近付いてきて、クリスマスパーティーや、恋人同士の時間、または宗教儀式に時間を割かなくてはいけません。ですから、クリスマス前後に忘年会をやるのは大変迷惑なことで、ましてや、12月24日に忘年会などもってのほかです。

　クリスマスを過ぎてしまうと、年末年始休暇が近くなり、帰省したり、旅行に行ったり、あるいは同窓会的な会合などが増えるので、これも、職場の忘年会などにはふさわしくなくなってきます。

　このような理由から、職場や、サークル、友人同士（気の置けない仲間うちのものを除く）の飲み会は12月中旬までにすませることが好ましいといえます。また、世間の飲み会は水曜日と金曜日に集中する傾向があることから、12月の第３水曜日と第３金曜日が忘年会が特に多い日となり、飲み屋のかき入れ時です。忘年会は性質上、洋食よりも和風の居酒屋が好まれるため、この日に団体で忘年会を入れようとしたら、 11月でも遅いくらいですから、10月には動き始めたいところですね。

　一方で、仕事納めの日には、忘年会とは別に、都合の合うメンバーだけでサッと軽く飲みに行くだけですませたいものです。