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ゴーストライターと言って、自分の名前を出さずに他人名義の著作物を執筆する職業があります。専業と言うよりは、兼業であることが多いようですが、アイドルやタレントなどの本などを筆頭に、各分野で活躍しています。
ゴーストライターも、インタビューをまとめて本の形式にしたり、構想やエッセンスは本人に示してもらう場合や、殆どその全てを創作で書き上げてしまう場合までいろいろあるようです。
しかし、買う方からすれば、本人が書いたと信じて買うのですから、「騙された」という思いですね。これは、詐欺罪には当たらないのでしょうか?
取引相手に虚偽の情報(著作者)を提示して錯誤に陥らせ、金員を掠め取るのですから、詐欺の要件を構成していそうです。
ところが、問題は、「ゴーストライター」はこの言葉が存在することからも分かるように、文化として根付いており、「どうせゴーストライターが書いてるんでしょ」と分かっても良さそうなものだというところにポイントがあります。手品が詐欺にならないのと同様に、ゴーストライターもそういう意味では、詐欺とまでは言い切れないのです。
だからといって、入学試験で
“ゴーストライター”を立てたら替え玉受験になってしまいますから、注意して下さい。
は編集部のオススメ記事です。