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水で濡らして寝癖を直すと悪化する理由

 
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 寝ぐせを直すには、やはり、寝ぐせの部分を完全にぬらして、ドライヤーを使うのが一番です。「完全にぬらす」というのは「漬け込む」ということであり、コップなどにお湯を溜め、該当箇所を10秒以上、浸した方が良いでしょう。

 しかし、これでドライヤーを当てると、前より悪化することがあります。一方向に「ヒュイッ」となったり、左右に分かれて広がったり……。

 洗髪後のブローではこんな事は起きないのに、不思議ですね。これは、単純に、ぬらした部分だけを乾かそうとするから起こります。

 一箇所だけにドライヤーを当てると、風の当たる方向が決まりますから、髪はそちらになびいてしまいます。ですから、正しく寝癖を直すには、ぬらしていない部分も含めて、ちょっと広範囲にドライヤーを当ててやる必要があるのです。

 こうすることで、濡れた部分にもいろいろな角度から温風が当たるので、特定の方向に流れグセが付くようなことはなくなります。

 ぬらすのは一部でもも、乾かすのは、かなり広い部分、
ぬらしていない部分までを対象にする必要があるのです。でも実際には濡れていないので、洗髪後のブローほど時間がかかることはないでしょう。

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