私服で、普段着でと指定がなかったからスーツで行ったのに、他の学生はみんな私服だった! あせりますね。以前は、就職活動は何であれスーツが当たり前だったので、こんなトラブルは起きえませんでしたが、最近は「私服で」「平服で」といった指定をする企業も増えてきていて、本当に普段着で行って良いものか迷うシーンが増えています。 さて、実際に、面接や説明会に行って、自分だけスーツだったという場合、どのようにフォローすれば良いのでしょうか? あなたは、スーツという正装で行ったのですから、何も恥じる必要はありません。しかし、私服の中で一人スーツは目立ちますから、こっぱずかしいですし、何よりも、一人だけ気合いが空回りしているようでみっともないのは確かです。 しかし、企業側の採用担当者の見方は違います。一人だけパリッとスーツで決めていれば、誠実さとやる気が感じ取れますから、明らかにプラスなのです。つまり、あなたは「おいしいところを持っていった」のです。これは、他にもスーツの学生が居たら、得られなかったことですから、ラッキーだったと思いましょう。 それでも、他の学生から見たら、 おいしいところを持って行かれたねたみやら、複雑な感情が入り交じって、「スーツ男」などのあだ名が付きかねません。同席した学生は、将来の同僚かもしれないのです。周りを気配ることも忘れないようにしましょう。