熾烈な就職戦線を勝ち抜いて内定をもらったはいいが、入社式よりも前に、本当にこんな就職で良かったのかという自問自答を始め、後悔をし出すというのは良くあることです。中には、本気で内定を蹴ろうとか、資格試験を目指そう、医学部を受け直そうなどと考える人も居て、端から見たら大笑いです。

　就職というのは、大げさなようですが、現代の日本にあたっては一生を左右してしまう重大なポイントで、その重みは結婚にも匹敵します。このような大きな決断の後には、少なからず、後悔がついて回るものです。結婚で言うマリッジブルーと同じことです。

　ですから、後悔しているのは、あなたが大きな 決断をしたことの裏返しです。なんにも気にする必要はありません。後悔するぐらいの方があたりまえなのです。

　そのような精神状態になりがちな時期ですから、決して重大な判断をしてはいけません。つまり、内定を蹴ったりしないよう、入社まではくよくよ考えても仕方がないので、他のことを考えて暮らしていきましょう。新しいアルバイトを始めるのはお勧めできません。他の業界を見ることにもつながり、目移りしてしまうからです。