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東京のナンバープレートの地名と人気とイメージ

 
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 特に東京23区に限ってですと、これだけの人口と車両がありながら、ナンバープレートの地名つまり陸運局が3つしかありません。都下を加えても5個。少ないですね。

 しかも、全国のナンバープレートに比較すると、23区のナンバープレートの地名は、とても知名度が低いものばかりです。すなわち、品川・練馬・足立の3つ。品川に関しては21世紀になって新幹線の駅ができてから全国区の知名度になったかも知れませんが、かつてはこの3つはいずれも、一体何県の地名か分からないぐらいだったことでしょう。むしろ、ナンバープレートで有名だった、といっても過言ではないくらいです。

■品川ナンバーのイメージ
 品川は東京都心部から見れば辺境の宿場ですが、千代田区・中央区などの都心部から、高級住宅地とされる港区・世田谷区までが「品川ナンバー」なので、品川のイメージの低さとは対照的に、品川ナンバーのイメージは最高ランクとされています。

■練馬ナンバーのイメージ
 練馬区は東京23区の西北西の端にあり、近年まで農村地帯だったことや、練馬大根が有名なことから、「23区の中の田舎」という印象が強い地域です。実際には、杉並・目白の高級住宅地や、副都心の新宿までもが練馬ナンバーになるので、練馬ナンバーのクルマ=田舎者、という図式は間違いです。(もちろん、練馬も、田舎とはいえません)

■足立ナンバーのイメージ
 足立区は、23区の中で1,2位を争う、イメージの悪い区です。主に治安の悪さと、足立ナンバーをつけたクルマの運転マナーが悪く、荒い運転をするというイメージがあるためでしょう。ナンバーにより区のイメージが作られてしまっている面もあります。足立区の治安が悪いのは事実ですが、足立ナンバーは管轄地域も城東地区になり全体的にイメージが良くないのは事実です。

※なお、編集部には関西方面出身者がいないため、他地域のナンバープレートのイメージを「お問い合わせ」より投稿して頂ければ、寄稿記事として掲載いたします。

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