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百貨店といえば、高額な商品を売るため、単位面積あたりの売上高が高く、また薄利多売の家電量販店とは異なり、本来は効率の良い商売です。
事実上の百貨店の雄である伊勢丹は、単位面積あたりの売上高が他店を引き離して堂々の一位。東京地区では、伊勢丹新宿本店に続き、髙島屋東京店、町田マルイ、銀座三越、京王新宿、小田急新宿、西武池袋、三越本店と続きます。
えっ!?マルイ町田? ずいぶん場違いなところに顔を出していますね。
ちなみに、阪急梅田店は、この指標では伊勢丹と髙島屋の間につけています。さすがです。
しかし、マルイやルミネのようなお店
では、高額商品とは言ってもたかが知れています。百貨店の旨みは、やはり高額所得者が、何百万円もするバッグやコート、宝石や着物を買っていくところにこそ醍醐味があるでしょう。
一方で、百貨店は維持コストも高く、伊勢丹や三越本店クラスとなれば、人件費もルミネのギャル店員の10倍以上の給料を払わねばならぬ、スーツのオジサマ店員がゴロゴロ。この人たちを養うためにも、高額商品を売りつけねばならないのですね。
※データは2005年のもの
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