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『山手線』住みたくない沿線,お勧めできない路線

 
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 さて山手線といえば一般には都心を走る環状電車という認識があるでしょうが、都心と言えるのは秋葉原~浜松町ぐらいまでと、渋谷・新宿などの山の手の繁華街の一部。山手線沿線に住むといえば、大きく分けて、①都心型マンションに住む②目黒~目白の山の手に住む③池袋~上野に住むの④それ以外となります。ここでは、③を取り上げます。なぜなら、大塚~田端こそが本来の山手線であり、併走する電車もないからです。

 山手線は一般的に便利だと考えられているようですが、比較対象にも寄りますが、そうでもありません。なぜなら、山手線は乗り換えなしで行かれるところこそ多彩ですが、所要時間がかかるからです。何せ、半周で30分ですから、所要時間の感覚では、小田急線で新宿~新百合ヶ丘と同じです。

 特に、田端・駒込・巣鴨あたりは、「肝腎な行きたいところ」である、都心部、東京・有楽町や新宿・渋谷から離れていて不便です。そんなところに住んで「山手線の内側に住む満足」を得るぐらいなら、日常的には下北沢とか中野の方が、よほど便利でしょう。

 しかし、それだけに地域的には都心に近い鄙びた住宅街といった趣もあり、
落ち着くのも確かです。マンションも入り乱れていますが、概して年齢層が高めで、買い物不便といった形になります。

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