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常磐線の分かりにくさは異常!①沿線に用事がない

 
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①沿線に用事がない、走行地域がマイナー

 こういっては元も子もないのですが、常磐線は、走っている地域自体がマイナーで沿線住民以外には殆ど用事がないエリアです。そのため、馴染みが薄く、また「常磐」も「ひたち」「ときわ」などと間違えて読まれることさえある始末です。

 そもそも常磐線は東京から水戸を経て、福島を通り、宮城に至る路線。常陸の国、磐城の国から頭文字を取っているものと思われますが、いずれもマイナーですね。水戸は、納豆と水戸黄門で有名ではありますが、観光で訪れるほどのところではありません。宇都宮が日光・鬼怒川、高崎が伊香保・草津などの玄関口となっているのに比較して、水戸は「通過する」ということすらない、孤立都市です。

 東京近郊部分も
、千住・松戸・柏・土浦など、あまり馴染みはなく、最近までは「筑波」へのアクセスルートとして土浦が利用されることもありましたが、つくばエクスプレスが開業した今では、その利用もありません。

 ゆえに、さらにマイナー路線に転落。これが、沿線住民以外にとって、理解が進まず、分からない理由の一つです。

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