越後湯沢駅は、上越新幹線が新潟県に入って最初の駅ですが、スキー場やリゾートマンション開発によりスノーリゾートの他に、乗換駅というもう一つの顔を持っています。新幹線と在来線(上越線)の乗り換えや、ガーラ湯沢駅方面の乗り換えもありますが、重要なのは、ほくほく線・北陸本線直通の特急「はくたか」との乗り換えです。

　何しろ、首都圏から金沢・富山に鉄道でいく際のメインルートとなっていますから、結構な利用者がいます。越後湯沢駅は、乗り換えに配慮した作りとなっており、乗り換えで迷ったりすることはないでしょう。乗り換え所要時間は、新幹線コンコースと在来線ホームは1～3分での移動が可能です。問題となるのは新幹線の長いホームで、乗車車両によっては新幹線ホーム上を歩く時間の方が長くなるでしょう。

　「はくたか」は、上越新幹線との乗り換え時間を考慮してダイヤが組まれているので心配はありませんが、越後湯沢は駅舎の中に「ぽんしゅ館」や酒風呂（入浴可・有料）などが整備されていて、なかなか楽しく時間を過ごすことができます。敢えて乗り換えの時間を長く取り、駅の中で遊んでゆくのも良いでしょう。

　特に、「雪ん洞」というコシヒカリ１合を使ったおにぎりを売る売店がありますが、 安くて大変美味しいと評判です。残念ながら飲食スペースは閉鎖してしまいましたが、越後湯沢で乗り換える際にはぜひ利用したいスポットです。