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地下鉄丸ノ内線、台風や洪水や津波で危険

 
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 東京メトロ丸ノ内線は、東京でも比較的古い地下鉄で、浅いところを通っています。ですから、ゲリラ豪雨や津波、大洪水などのときも比較的安全なのではないかという気がします。

 しかし、丸ノ内線は開口部が多いことが特徴です。後楽園・茗荷谷駅付近と、御茶ノ水駅、四ッ谷駅、そして中野富士見町の車庫に通じる線路と、4箇所も、地上に露出しています。

 このうち、御茶ノ水駅と四ッ谷駅は、神田川や外堀に面していて、増水したときには危険極まりありません。ここから水が侵入したら、あっという間に丸ノ内線の線路が水路と化して、大手町駅や赤坂見附・永田町駅を経て他の路線にも水が流れ込みかねませんね。

 こうして流れ込んだ水は、最終的にはどこへ行くのでしょうか? 単純に考えれば、連絡通路などを経て、最も地中深くつまり都営大江戸線や南北線などのトンネルに行ってしまうのかもしれません。

 危険を避けるためには、水害の恐れがあるときにはなるべく地下鉄を
使わない方が良いのかも知れません。狭い東京、そんなに急いでどこへ行く。夕立や台風が去ってから移動したって、遅くはないではありませんか。

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