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『常磐線』住みたくない沿線,お勧めできない路線

 
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 常磐線は不人気です。それに、「マイナーである」ということが非常に大きいのです。首都圏のJRは基本的に5方面で、それは東海道線・中央線・東北線・常磐線・総武線です。横須賀線は東海道線の支線で、高崎線も起点は大宮駅です。

 ですが、「常磐線?どこ?」という話になり、「うん、千代田線だよ」などと良く分からないやり取りがなされ、不動産広告でも、常磐線沿線なのに「千代田線馬橋駅」などと案内されることすらあります。一つ目は、この「マイナーさ」です。

 次に、「混雑がひどい」というものです。しかし、この点は、常磐線快速の15両化や、常磐新線(つくばエクスプレス)の開業により、かなり改善しています。

 そして、「沿線が若くない」。大学などが少なく、どちらかというとファミリー層が安い一戸建てを求めて開発された経緯があり、若年層が賃貸物件に住むという感じがあまりありません。

 最後に、通じる先が茨城県であること。北関東はイメージが悪いですからね。さらに、福島県を通って仙台に至る長大な路線なわけですが、福島原発の事故により半永久的に不通部分ができてしまいました。今や、常磐線が放射能を運んでくるだけでなく、柏などはホットスポットとして放射線量が高いと言われることも、災いですね。

 ファミリー層が常磐線沿線に住まいを検討する場合は、
このあたり(東葛地域)は「管理教育」が盛んで、学校教育が厳しく、ジャージ・丸坊主などを強要する文化が残っていると言われますので、注意して下さい。

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