近年では女性の社会進出もめざましく、結婚したあとも仕事を続ける女性が珍しくなくなってきました。

　しかし、男性は、結婚しても妻に仕事を続けて欲しいタイプと、結婚したら仕事を辞めて専業主婦になって欲しいタイプとに分かれます。後者の場合は結構頑固な場合があり、交際している段階から、「結婚したら仕事を辞めて、家庭を守り、子供のために家にいるように」と強要する人がいます。それどころか、仕事を辞めることが結婚の条件だとまで言い出す始末です。

　このような男性は、支配欲が強いのが特徴です。また、女性側は仕事を辞めることで、経済的自由、ひいては離婚の自由を奪われることにもなります。行く先は、家庭内暴力ですから、絶対に結婚してはいけません。

　間違えてはいけないのは、もし自分自身が「仕事を辞めても良い」と考えていたとしても、このような男性は避けるべきだということです。相手の生活や考え方を改めさせようとする性格の片鱗ですから、結婚して数年経ったら、どんなに化けるか分かりません。

　一部の古い考え方の人は、「妻に仕事を続けさせるとは、 男の甲斐性がないからだ」などと捉えます。結婚したら仕事を辞めるように迫る男性は、世間体を気にする薄っぺらくて自信のない哀れな人かも知れませんよ。