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自営業といっても業種は多岐にわたります。個々の業種触れずに、ここでは、全業種に共通で自営業の人と結婚するに当たっての注意点などを見ていきましょう。
自営業というのは、会社経営者ではありません。会社組織にせずに、自分で独立して仕事をしている、主に個人事業主のことです。会社組織にしていないということは、事業に対して無限責任を負うことを意味します。株式会社や有限会社になっていれば、例えば会社がなんらかの損害賠償を負わなくてはならないときにも、個人にまで責任は回ってきません。
また、自営業は、良く不安定だと言われますが、これは気にすることはないでしょう。サラリーマンであっても、勤務先が中小企業であれば、いつ倒産するか分かりません。大企業であっても、いつリストラされたりクビになるか分かりません。勤め先の安定度と、その社員の安定度は切り離して考えるべきです。
むしろ自営業が、サラリーマンに比べて大変なのは次の点です。まず、プライベートと仕事の区別が付けにくく、年がら年中働いているような状態に陥りやすいこと。特に、代わりの人がいないために休みが取りにくいという問題があるので、家族のレジャーや旅行には大いに影響があるでしょう。
また、不思議と社会的地位が低いのも難点です。
本来は自分の才覚で生き抜いているので尊敬されるべき立場ですが、サラリーマン連中から見ると、なぜか不安定で根無し草のように、下に見られることがあります。他の奥さんから、下に見られることが耐えられない人は、結婚には慎重になった方が良いかも知れません。
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