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毎日のようにそこに居たもの・あったもの、当たり前の日常が、突如として失われると、人は夢を見るようになることがあります。状況の変化に心と脳がついて行かれずに、幻影で補完してバランスを取っているとも言えます。
こう考えると、毎日のように会っていた恋人と別れたなら、しばらくは頻繁に夢に登場するのは当たり前です。未練とか、後悔とか、そういうものが夢に現れていると考えるのはよしましょう。
興味深いのは、これは自分が振られたのか、自分が相手を捨てたのか、によらないと言うことです。失恋の際に夢に出てくるのは分かりやすいですが、自分が振ったのにもかかわらず夢に出てくると、その決断が間違っていたのではないかと悩みはじめることもあるでしょう。この場合、よりを戻そうと思えば簡単によりを戻せてしまいます。
しかし、よりを戻そうとしてはいけません。更に、相手の心をもてあそぶことになるでしょう。
きっとまた、捨てたくなるのです。夢はひとつの試練です。1週間や10日ぐらい夢に出てきたから何だというのでしょう。
自然と夢にでる回数は減り、半年後には滅多に夢に見なくなるに決まっています。それに、新しい出会いがあれば、ぱたりと夢には現れなくなるでしょう。
は編集部のオススメ記事です。