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飲み会の途中で帰る、会計はどうする?

 
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 飲み会の途中で退席するというのは、あまり良いことではありません。しかし、参加しないのよりは誠意があってましだとする見方もあり、なかなか難しいところでしょう。ところで、先に帰る場合、飲み代はいくら払えばいいのでしょうか?

 時間説によれば、2時間の飲み会を1時間半で退席するなら、4分の3を負担すればよいことになります。

 一方で、飲食分量説によれば、何杯飲んだか、どのぐらい食べたかを見当をつけ、その割合に応じて払うことになります。

 しかし、残念ながらこのいずれも実用的でないのです。まず、「一人4,000円、飲み放題付き」のようなコースだった場合には、どんなにいる時間が短くても、満額を支払うべきです。そうでないと、他の人が、先に帰る人の分を負担することになってしまいます。幹事としてはこの場合、心を鬼にして「四千円」と言わないと、他の参加者に失礼です。

 コースでない場合は、最後まで、総額が分からないという問題があります。マナーとして、途中退席する人は、多めに置いて出るべきです。また、善良な飲食店では途中までの(その時点までの)会計額を聞けば教えてくれますので、それを元に算出する手もありますが、これは退席する人自らが言い出すのはおこがましいので、幹事の裁量に任せるべきです。

 最初の30分ぐらいしかいられない人が、1000円ぐらい置いて出ていくのを目にしますが、
これは大変無礼です。時間説によれば1000円が妥当だとしても、最初の30分は内容も濃く享受できるものも多いし、飲み食いもたくさんできます。それに、途中で帰るという失礼を詫びる意味でも、どんなに少なくても2000円以上は出しましょう。

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