日本人は、半数以上の人が、手の指毛が生えています。また、中には、第一関節と第二関節の間にも丁寧に指毛が生えている人もいます。この場合、多くは中指と薬指にとどまりますが、稀に、小指と人差し指の第一関節と第二関節の間にも指毛が生えている人がいます。

　こういった指毛は、細くて短い場合はそれほど気にならないものですが、女性の場合には、剃る・抜くなど、何らかの処理をしているのが普通です。また、男性でも、明らかに指毛を剃っている人がいて、この場合は元の毛が剛毛のせいか、非常に不自然な仕上がりになっている人もいます。

　自分で処理していなくても、「いつの間にか指毛がなくなっている」「寝ている間に小指の指毛を誰かに剃られた」と感じることがあります。これは、たいていの場合、料理をしていてコンロに火に炙られて焼け落ちたと考えられます。逆手にとって、手をやけどしない程度の距離で短時間あぶると、ムダ毛を処理することができますが、危険なのでおすすめはできません。逆に「最近指毛が濃くなった」と感じている人は、ここのところ料理をさぼっているのかもしれません。

　ムダ毛は剃っていると濃くなるのではないか、と疑いたくなることがありますが、濃くなっていく過程で剃っているのでそう感じることもあります。しかし、毛抜きなどで抜くという行為は、濃くするのではないかとも考えられています。

　指毛を永久脱毛するというのも一案ですね。実際にそうしている人もいるようです。