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渋谷駅周辺は再開発が目白押しですが、中でも目玉となる、渋谷駅の駅ビル建設計画の概要が明らかになりました。
3棟からなる高層ビルを計画で、2019年には「東棟」を先行開業。その高さは、230メートルに及び、東京都庁にも匹敵する超高層ビルになるとのことです。その建設中も、東急東横店は面積を縮小しつつも営業を継続するとのこと。
全ての開業は2027年になるようですが、商業施設の面積は、10万平方メートルに及び、都内百貨店最大とされる東武百貨店池袋店に並ぶ広さで、オフィスも設けるようです。商業施設の営業形態は未定。
この計画のポイントは、JR東日本の子会社であるルミネが一枚かんでいるということ。これまで、渋谷といえば東急と西武がしのぎを削ってきたものの、JRはどちらかというと及び腰で、わずかに「ホテルメッツ」と「ルミネマン渋谷」があった程度でした。
しかし、今回の計画は地権者の一角でもあるJRが
本格的に参画するということが見て取れます。これだけの施設がオープンすれば、駅から離れている109やパルコ、東急百貨店本店やマルイなどへの影響は必至。新宿や池袋から客を奪える面が多少あったとしても、なお、渋谷駅周辺の商業施設にとって手ごわい相手となりそうです。
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