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風邪のとき、酒を飲むと悪化する?

 
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 風邪をひいていて具合が悪くても、お酒を飲みたくなることはあります。しかしね飲まない方が良いことは分かりきっているだけに、迷いますね。

 アルコールは炎症を促進させるので、熱があるときはもちろんのこと、喉が痛かったり、リンパ腺が腫れているようなときも、飲むべきではありません。

 こういうときにアルコールを飲むと、免疫が病原体を排除するのを妨げてしまい、結果として、風邪をこじらせてしまって長引くことになります。また、病原体やそれが出す毒素の処理には肝臓が関わっていますので、肝臓も弱っていますし、そこにアルコールの分解という余計な負担をかけてしまいます。

 確かに、悪寒がするときにはアルコールを飲むと体がほてって心地よいかも知れませんが、悪寒を解消するために体を温める方法はいくつもあるはずです。

 「卵酒」が風邪に良いのだから、アルコールも良いだろう……などと、
民間療法を根拠に、風邪の時の飲酒を良しとするような考え方は、まさに酒飲みの屁理屈です。やはり、早くしっかり風邪を治して、治ってからたくさん飲む方が、近道なのですね。

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