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咳が出る原因にはいろいろありますが、こと、風邪が治った後にしばらく残る空咳に関しては、「のどのかゆみ」が原因のことがあります。
これは、炎症を起こしていたところが治癒してくることにより、痛みがかゆみに変わるという、ケガが治るときと同じ現象と考えられます。喉の場合には、空気が通るというより、ずっと風にさらされているようなものなので、かゆみが止まらなくなります。
対策ですが、
まず咳止めの服用は非常に効果的です。咳止め薬は、麻薬的に脳に作用し、咳中枢を麻痺させることで咳を止めます。
また、かゆみが原因の場合、次のような方法も効果的です。
まず、冷たい風が喉を通らないようにすること。具体的には、室温を上げ、マスクをすることで、冷たい風が喉を刺激してかゆみを感じることが無くなります。
濃い砂糖水や、蜂蜜を飲み、喉をコーティングして直接空気に触れないようにすることも効果的です。
このような咳は1~2ヶ月続くことがあります。しかし、湿った感じの咳だったり、胸がぜいぜいする場合には、気管支炎が疑われます。これに該当しない場合も、気管支の入り口が炎症を起こしている場合があり、アレルギー性の場合もあるので、目安として2週間様子を見たら耳鼻咽喉科または内科を受診しましょう。
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