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インフルエンザと風邪の区別、判断するポイント

 
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 インフルエンザの流行期になると、風邪のような症状が出たときに「インフルエンザかな?」と心配になります。病院に行けば簡易検査キットで調べてもらうことができますが、病院に行くことは正にやぶ蛇で、実際にはただの風邪だったとしても、病院の待合室でインフルエンザを他の患者からうつされて帰ってくる恐れがあります。

 このように、気やすく病院を受診してインフルエンザをもらってくる例があとを絶たず、流行の原因の一つになっているとの指摘もあります。

 おまけに、簡易検査キットは発熱後12~24時間以上たたないと判別できず、それ以降でも擬陽性・擬陰性が多くてアテにならないという声まで多いですから、困ったものです。

 しかし、「風邪」が「喉・鼻など呼吸器の疾患」であるのに対してインフルエンザは「全身の疾患」であるということを良く覚えておけば、この区別はおのずと明白です。インフルエンザでも咳や鼻づまりの症状が出ることはありますが、メインは高熱と悪寒・関節痛・頭痛などですから、自覚症状が「喉が痛くて鼻が出る」の方がメインであれば、インフルエンザの可能性は低いのです。

 但し、重い風邪とインフルエンザの区別がつきにくいのは事実です。
でも、重い風邪ならどのみち病院に行くべきですので、そういう場合は受診することも検討した方が良いでしょう。

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