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知らない異性が、自分のことをジロジロ見るからと言って、「自分に気があるのでは」と考えるのは、自意識過剰の極みです。他人が自分をジロジロ見る場合、その理由は、良いことよりもネガティブなことの可能性の方が高いと心得るべきです。
というわけで、最も可能性が高いのは、自分の恰好のどこかが変なのです。髪が変になっていたり、襟が立っていたり、ゴミが付いていたり、服を後ろ前に着ていたり。
次に考えるべき可能性は、「その人の知り合いに似ている」というものです。相手からすると、もしかすると知り合いかも知れなくて挨拶しないとまずい、という状況で、あなたが知り合い本人かどうか、他人のそら似かを見定めているのです。こう言うときは、目を合わせると「やっぱり知り合いだ」と誤解を与えるので、極力、相手の方を見ないのが礼儀です。
また、あなたではなく持ち物を見ているのかも知れません。たまたまその人にとって興味を引くようなものを身につけていたというだけのことです。
さらに、やぶにらみといって、目の向いている方向と本人の見ている方向が違う人もいます。なにもこちらを見ているわけではないのに、見ているかのように見えるだけです。
ですから、自分をジロジロ見ている人に対して
「ジロジロ見ないでよ気持ち悪いっ!!」と怒鳴りつけるのは、よくよく、考えてからにしましょう。
は編集部のオススメ記事です。