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中高生の自殺が増えて問題になっていますが、老人に比べると若者が自ら命を絶つのは、単純に余命から考えても非常に勿体ないことで、損失が大きいと言えます。
さて19歳以下の自殺の原因ですが、内閣府の調査により次のようになっております。
1)学校問題
2)健康問題
3)家庭問題
4)男女問題
5)その他
6)勤務問題
7)経済・生活問題
漠然としたカテゴリーわけですが、1位の「学校問題」が、「成績・進学」と「いじめ」が主であることは容易に想像がつきます。これほどまでに、いじめの問題は大きいのだとも言えますが、この年代では起きている時間の大半を学校で過ごすので、学校問題が上位を占めるのは仕方がないとも言えます。
健康問題は、主に、障害を持つ児童や、小児がんなどの深刻な病気によるものと考えられ、ひとくくりに「自殺」として考えるべきものではないでしょう。
家庭問題は、親の離婚や、家庭内暴力などがあるでしょう。また、男女の問題は、10代ともなれば20代に並んでおさかんな年代でしょうから、仕方がない面もあります。しかし、失恋で死ぬほどバカなことはありませんから、ここは教育や周囲のサポートでなんとか守っていきたいものですね。
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