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歌舞伎町の衰退,さびれた理由

 
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 一時期は東洋一と言われた歓楽街、新宿・歌舞伎町ですが、ここのところすっかり活気がありません。夜に歩いてみると分かりますが、ホストクラブの客引きは目立つものの、人通りが一時期とは全然違います。噴水広場は閑散としていて、かつての賑わいはありません。さみしい限りですね。

 まず一つ、明らかにあげられる理由は、
石原都知事による、歌舞伎町浄化作戦です。これにより、違法営業の風俗店は次々に摘発され、新宿を根城としていた暴力団やヤクザ、マフィア、外国人組織は、錦糸町や小岩、池袋に逃れたとされています。

 さらに、歌舞伎町のシンボル的存在であった、コマ劇場が廃止・解体されたことも大きいですね。歌舞伎町のランドマーク、随一の集客施設であったわけですから、影響ははかりしれません。

 シネマコンプレックス(シネコン)の台頭により、歌舞伎町の映画館が次々に廃業に追い込まれました。

 東宝は、歌舞伎町にシネコンをオープンする構想を持っているそうです。これは、松竹が新宿ピカデリー、東映が新宿バルト9と、次々にシネコンをオープンさせたことから、では東宝も、ということのようですが、これでは新宿地区はシネコンで飽和してしまいます。歌舞伎町では、立地がピカデリーに叶いませんから、歌舞伎町再生の起爆剤となり得るのかは疑問ですね。

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