東京～横浜間は鉄道が多く、JR東海道本線、JR京浜東北線、JR横須賀線、JR東海道新幹線（新横浜）、京浜急行、東横線、湘南新宿ラインと、たくさんの鉄道で結ばれています。この中で、東京の山の手方面～横浜を移動するとなると、東横線と湘南新宿ラインのどちらが便利かと言うことになります。

　湘南新宿ラインは比較的新しい路線で、それまでは東横線しか選択肢がありませんでした。その頃の東横線は、各駅停車・急行の2種類しか無く、急行は通過駅が少なくて駅数が多く、「遅い」というイメージが大きかったのです。

　しかし、 湘南新宿ラインができてから、対抗で「東横特急」を新設し、フリケンシーの面からも1時間に4本を確保するなど、まさに東京から横浜を移動するのにふさわしい鉄道になりました。

　横浜市の中心地は、JRで言えば関内・石川町のあたり。しかし、湘南新宿ラインでは、横浜駅で一度乗り換えないと行かれません。一方の東横線は、直通しているみなとみらい線がみなとみらい・元町中華街に停まりますので、そのまま乗っていれば横浜都心部へ行かれます。行き先もにらんで、この二つの路線を使い分けたいですね。