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横浜駅の水没が命に関わる 東横線よりJR線?

 
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 横浜駅は海のすぐ近くにあり、付近は河川や運河の多い港湾都市です。大雨の時のみならず、地震による津波でも、横浜駅は水没の大きな恐怖にさらされます。

 なかでも、地下鉄などは危険になるわけですが、みなとみらい線との直通を機に地下深くに潜った東横線も危険です。まともに津波をくらったら、正に阿鼻叫喚で、何千人という水死者を出すに違いありません。溺死は、数ある死因の中でも比較的苦しい方とされ、特に、水が入ってきて体が浮かび、地下室の天井に近付いていく恐怖は並大抵のものではありません。そして、消化器官や肺に水が入り込んできてそのまま死に絶えるのは、誰でも避けたいでしょう。

 以前であればそれほど気にならなかった水没リスクも、東日本大震災によって津波の恐怖を目の当たりにした今の日本人には、全く笑えない話となりました。ですから、これまで東横線を利用して東京に通勤していた人たちは、東海道線・横須賀線・京浜東北線・湘南新宿ラインなどのJR各線や、地上を走る京浜急行線にシフトしていくことが考えられるのです。

 ちなみに、京急は走行ルートがほぼ地上ではありますが、
JR線よりも海寄りのルートを走っているので、津波リスクを考えるならばJR線の方が安全性が高いと考えることができます。

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